ぼっちの晴れと友達の雨

不定期の更新になっております

ぼっちの晴れと友達の雨#3「人気者とは?」

前回は雨のお話を書かせていただきました。

雨は私を成長させてくれる存在で、

また、雨は喜びを流して行く(後に話します)存在です

雨が降れば何かが起きるかなと

今でも期待してしまいます。

今回の話は中学の時の話をしようと思います。

私は中学にあがり、

小学校の同級生もほぼほぼ同じ学校に来ました。

(学年に119人位しかいない小さな学校でした)

主に2校の集まりでその中には

保育園の知り合いや、

学校外で知り合った人たちもいました。

そして私をいじめていた人達も

同じ学校へと進み、

(あぁ、また虐められるのかな)

そんな心もありましたが結局は、

クラスは1度も同じにならず、

もっと言えば話さなくもなりました。

そして私を変える大きなチャンスと向き合いました

そう、応援団、部活の部長、指揮者

その3つの仕事です。

この時が自分は本当に1番頑張っていた時期だと

今でも思います。

私は応援団では団旗をやらせて頂いたり、

部長は先輩がいるのにやらせて頂いたり、

指揮者なんて経験もないのに選んでくださったり、

全てが自分を変える大きなチャンスでした。

そしてここで私は大きな間違いを犯すのです。

部長になったら「先輩先輩!」と言われたり

指揮者になったら、学校で名前が売れたり、

団旗になったら流石に体育祭では

応援されるだろうなど

正直にいえば自惚れていたのです。

実際にはそんなことはなく、

部長になり怪我を増やしたくないということで

少し甘くしていたら、普通の練習でさえ

ケチをつけられ私が嫌われ、

指揮者になって頑張っても

別にそのあと何かあったかといえば何も無く、

団旗になったからと言って、

小学校の友達から応援された程度なのです。

この時私は、人気者とはなんなのか

何が間違っているのか

ほんとに分かりませんでした。

だからといって、

今答えがでているのかと言われるとそうでは無いし

この先答えが出るのかも分かりません。

いま私が思う事は、元々人気者の人には

「素質」があるということです。

私は人の背に隠れて生きてきた人間です。

自分がリーダーなど無理に等しかったのです

人の上に立ったことない人間だったので、

中学生という未熟な考えでは

上手くいくことはなかったのです。

もう一度あの時あの時間に戻れていたとするなら

私はどういう生き方をするでしょうか。

自分らしさを持って自立できたでしょうか。

上に立つものは叱るだけでは上に立てず

また優しさだけでは傷をつけるだけと

私はこの時学びました。

自分がもっと素質がある人間なら

こうはならなかったのでしょうか。

答えは出ないこの答えいつかは、

このキズが埋まる日が来るのでしょうか。