ぼっちの晴れと友達の雨

不定期の更新になっております

ぼっちの晴れと友達の雨#4「雨に濡らされ」

人気者…その響きには憧れ、

自分には関係の無いものだ。

そう私は思ったのが前回のお話です。

今回は雨のお話です。

 

私は高校は自転車通学だったので30分かけ

自転車で毎朝登校していました。

当然雨が朝から降っている日もありましたし。

帰りに雨が降っている時もありました。

雨の降っている日は何となく

気分が上がりました。

いつもと違う匂い、路面、景色、

見慣れた景色は全く違うものに見えるのです。

私は、そんな中で

高校生活のお話をしようと思います。

私は高校生活1~3年間友達と呼べるべき人は

1人しか見つからず今でも(社会人になり)

その人としか連絡はとっていません。

高校生活はどんなことが待っているのか

高校一年生の頃の自分には不安で、

友達ができるかなと少し浮き足立つそんな気持ちもありました。

結果的に言えば1人でもできたんだから

ぼっち解消じゃん!と思えるかもしれませんが

そんな簡単に終わるような、

心情ではなかったのかもしれません。

高校生活はとにかく辛かったのを覚えてます。

クラスでは誰からも声をかけられず、

声をかけても陰キャとバカにされてるような気がして

上手く話せず

グループにはハブられて

女の子のグループに行くほどでした。

そんな中高校三年生の時大切な出会いがあったんです。

それではこの話をいまだから言えることも含めて話します。

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「ディ○ニー行かない?あと一人欲しくて、、」

そんな誘いをネットの人にされて

「いや、俺人見知りだから数合わせにならないよ」

そういったのを覚えてます。

この時Aさんは私のことを凄く好きでいてくれた

そんな優しい人でした

Aさんはそれでもめげずに

「話さなくても、私とだけはなせばいいから!」

そういってくれて

「それなら…バイトでお金があったら…」

と渋々了承したの覚えてます。

私は絶叫系とかがとにかくの苦手で、

みんなに迷惑がかかると思い行きたくないとずっと言っていたのです。

そして当日になり

Aさん、Aさんのいもうと、Sさん、Kくんの4人で行くことになり

私はその時点で「え、俺いらないやん。」

と思っていました。

そして皆がネットでチケットをかっていて

「え、俺だけハブやん」なんておもっていました

そしたら

「チケット買わないとね〜」とSさんが話しかけてくれました。

その時その人が2歳も年下なんて

後々知った事でしたが

「あ、うん、ごめんねチケット買う時間なくて」

と恥ずかしい言い訳をしました。

そしたら

「一緒に並んであげるよ」

そう優しく言ってくれました。

その時自分は

「え?この子はなんなんだ?」と正直思っていました

知らない人に何故ここまで優しくできるのかと

頭で考えていたら

「ねぇ、大きなバックだから私の荷物もってよパンパンだからさ」と言ってきました。

まぁ、一緒に並んでくれてるから

断る義理はないな…とおもい

「うん、いいよ〜」と了承しました

そしたら

「ねぇ、カロリーメイトあるけど食べる?」

か、カロリーメイト!?な、なんで?

俺はなんで貰ってるの!?と思いながら

「い、今はいいかな」

といったら

ならお腹減ったら食べなと優しくそんな言葉をかけてくれました。

 

チケットが買えてみんなと合流し

色々回っていく中で

何故か分からないけど

みんなと仲良く慣れた気がしていた自分は

だんだん馴染めるんだ…

そう感じました。

そして、

自分にとっては最悪の事態。

絶叫系を乗ろうと言い始めたのです。

私はSさんの隣に座ったのを覚えています。

「怖かったら手を握っていいからね」

優しくそう言ってくれました。

私は手を握って耐えていたのを今でも覚えています。

そしてその絶叫が終わり

みんなは怖くなかったねーなど話してるなかで

自分は1人足がガクガクで

震えていました。

今思うとすごいかっこ悪い。

そしたらSさんが

「すごい手を握ってきたけどそんな怖かった?」

と笑って言ってくれました

自分は

「あー…うん怖かった…ごめん…」といったら

笑って受け流してくれました。

そんな中急にゲリラ豪雨が降ってきました。

みんなで店に逃げ込み

雨止むかなぁと思っていた時に

Aさんが

そろそろ解散しないと行けない時間になってしまいました。

みんなでAさんをお見送りして、

その後

どこだか忘れたくらいの古ぼけた

イオンに行ったのを覚えています。

そこでSさんも遅いということで連絡先だけ交換して解散して

Kくんとご飯に行くことになりました。

「君はSちゃんのこと好きなんじゃない?」

急に言われた言葉にびっくりしました。

「え?どこを見てそう思ったんですか?」

「お似合いだと思うなー」

「そんなん分からないですよ。初対面ですし」

「あの子前俺と付き合ってて〜」

そんな会話をしたと思います。

後にこの人も騙されていた?

それともこの人が騙してた…そんな人だったんですが

これは続編で話しましょう。

その日はご飯を食べて解散して

自分は

「いい、1日だったな…」

そう思った記憶があります。

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ちょっと長くなりすぎてしまいました!

久しぶりなので色々かけることがあるので

ちょくちょくまたかけたらいいな

そう思ってます。

 

今回は高校生の自分に起きた

雨のお話、Sさんとの雨の出会い。

それが今後どのように続くのか。

それではまた次の回で